髪の毛でお金が掛かることと言えば、なんでしょう?それはおそらく、薄毛治療です。

現在、薄毛治療にはお金がかかります。それも手軽が額とは言いにくいです。

以前お話した髪の毛の人工培養技術]が実用化したら、ひょっとしたら治療の価格に変化が生じるかもしれません。

ですが、それは、まだまだ先。当分は現状のままでしょう。

では現在、どれぐらいお金がかかるのでしょうか?ちょっと調べてみました。

薬を使った場合

まず薄毛治療でまっ先に思いつくのが薬を塗ったり、つけたりする治療法です。AGAガイドラインにも推奨する成分が入った薬剤の使用を推奨しています。

これらの薬を使った治療法は、長期間の使用が前提となっています。

これは、薬の効果がすぐ現れる訳ではなく、使用してから効果が表れるまで、長い時間を必要とするためです。髪の毛に効果があったと実感できるほど成長するまで、時間がかかるからです。

また、薬に効果があったとしたら、使用を止めれば元に戻る可能性があります。特に男性型脱毛症は、そのメカニズムからその傾向が非常に高いと考えられます。

ですので、どれぐらいの期間、その治療をするかによって、かかる費用は大きく変わってきます。

次に例を示しながら、どれぐらい費用がかかるか見ていきます。

薬用シャンプーや、市販の育毛剤を使用した場合

薬用シャンプーや、値段がひかえめの育毛剤は、薄毛の進行を防いだり、遅らせたりするのに最適です。

これらは製品の値段や、使う量にもよりますが、例として一つ5000円ぐらいとし、それを2ヵ月で使い切るとします。

これを30歳から60歳まで使ったとしたら、次のようになります。

5,000円 × 6ヵ月(1年) × 30年 = 900,000円

このらように、約90万円ほどかかります。

2ヵ月に5000円ですが、期間が長くなると、それなりにかかることが見て取れます。

病院やAGAクリニックに通った場合

本格的に薄毛治療をするとなると、現段階では病院やAGAクリニックに通って、プロペシアなど医師の処方箋が必要な薬を使用した治療法になります。

近頃はジェネリックなど値段を抑えた薬剤が出ているとはいえ、まだまだこれらの治療は高額になりがちです。

1ヵ月に1万円かかるとして、そのれを40歳から60歳まで行ったとします。計算しますと、このようになります。

10,000円 × 12ヵ月 × 20年 = 2,400,000

このように、約240万円と先程より高額になります。

薬以外の治療法

市販の育毛剤や、病院やAGAクリニックに通院する以外の選択肢としては「自毛植毛」と「カツラまたは増毛」といったものが挙げられます。

自毛植毛の場合

自毛植毛の場合、移植する毛包の数により変わってきます。

これは病院やクリニックによっても値段はさまざまですが、だいたいは移植する1つの毛包(1グラフト、または1Gと言います)の費用によって値段が決まります。

なので、その値段が少ないほど安くのるのですが、多くはまとまった量を移植しますので、平均的には1000本以上、費用は100万円以上の金額には、なりそうです。

ただし、先程の市販の育毛剤や、病院・クリニックへの通院と大きく違う点は、一回の手術でよいことです。長期間薬を使用し続けたり、病院やAGAクリニッククリニックに通い続けるということはありません。

ちなみに自毛植毛以外では人工毛植毛がありますが、こちらはガイドラインでも「行うべきではない」とされています。

カツラや増毛の場合

上記以外の方法で、昔からある薄毛対策の定番のものとして「カツラ」や「増毛」があります。

最近の技術はすごくて、普通に見ただけでは、それがカツラや増毛だとは分からないほど、よくできています。

これらは金額がピンからキリまであります。

最近では製造技術の向上により低価格のカツラも販売されています。なので、費用の幅はかなり大きいです。

例えば、低価格のカツラならオーダーメイドでも数万円から十数万円程度で購入できます。オーダーメイドにこだわらないなら、3万円程度のものもあります。

それに対して高いものなら、100万円を超えるものもあります。その分、とても自然な仕上がりで、十分満足している人もおられます。

ただし、かつらを購入したり増毛をしたらそれで終わりではなく、その後から、それらを維持するためのメンテナンスが必要になってきます。

かつらは、使い続けていると、どうしても傷んできます。また増毛は、ご自身の髪の毛に人工毛を結びつけたりしますので、自身の髪の毛が伸びてくると、結び直さないといけません。

正直、これら維持費やサービスなどが、企業側にとって大きな利益となっています。

なので、総額は高額になってきます。最近では制作費やメンテナンスなどが込みの定額サービスもありますが、費用は月額で1万5千円から2万円ほどになるそうです。

この値段から見るからに、費用面では病院やAGAクリニックに通院するのと同じか、それ以上だと推察されます。

ただし、かつらや増毛は、薬のように副作用の心配がなく、また植毛のような手術も行いません。そういった身体的負担が少ないのが、これらの利点でもあります。

まとめ

結局のところ、現段階の薄毛対策や治療には、どれもけっこう費用が掛かることが見て取れます。

もちろん計画的に行えば、値段を抑えることも可能です。ですが、薄毛の進行が計画や予想通りにいくかどうかは分かりませんので、なんとも言えない話です。

その症状や進行度によっても、選択肢も変わってきます。早いと市販の育毛剤では効果が現れないことも考えられます。

この中で意外と費用が抑えられるのが、市販の育毛剤や薬用シャンプーなどを使った方法です。

ある育毛メーカーの方が言っていましたが、「生えなくなった毛髪を再び元に戻すより、すでに生えている毛髪を維持するほうがハードルが低い」のだそうです。

なので、若いときから育毛剤や薬用シャンプーを使って薄毛対策をしたほうが、結果的には良いようです。

もちろん、これは育毛メーカーの方が自社の育毛剤を買わすための、営業トークかもしれませんが…。

ですが私は、家系的に薄毛になると自覚し、若いときから薄毛対策を講じている人が、結果、対策がうまくいっているのを知っています。脱毛症は個人差があるので、たまたまその人に脱毛症の要因が低かっただけかもしれませんので、何とも言えませんが。

ですが、その方が若いときから行っていた対策が、決して効果がなかったとは思えないのです。なので、薄毛対策は早め早めが良いと個人的には考えています。

特に進行が遅くゆっくりな男性型脱毛症は、知らず知らずのうちに症状が進行していきます。

その症状が弱いうちから対策を講じておくことで、薄毛も費用も抑えられる可能性が高まると考えています。