育毛や薄毛改善で大事だと言われていることの一つに、頭皮マッサージがあります。

いわゆる頭皮(スキャルプ)マッサージです。

「血行をよくするためにマッサージをしたほうがよい」ということを言われることが多いと思うのですが、実はいろんな意見があるのをご存じですか?

専門医の方でも非常に意見が分かれているのが、この頭皮マッサージなのですが、今回はこのことについて話したいと思います。

頭皮マッサージは効果がない?

意見の一つとしては、まず効果があるの反対、つまり「効果はほとんどない。あっても極わずか」というものです。

ある専門医の著書では「血行が悪いと言っても、髪の成長を阻害するほどの血行不良になることは考えにくい」といった内容が書かれていました。

なるほど確かにそうです。髪が育たないほどの血行不良になったりすると、脳や頭皮に何らかの影響が出てもおかしくありません。

ということは逆もしかり、血行が良くなっても、さほど効果はない、もしくは薄いという考え方です。

頭皮マッサージは逆に薄毛を進行させる?

また別に言われていることですが、頭皮マッサージなどで血行が良くなると、その血行が良くなることで薄毛が進行するという話もあります。

これはAGAのような男性ホルモンで薄毛になる病状の場合で、男性型脱毛症(AGA)の原因の一つである男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)は血液によって運ばれたりします。

血流が良くなるということは、その量が増えるということです。なので、AGAが進行する可能性が高まる、という理屈です。

実際は血中のジヒドロテストステロンの量は薄毛と関連性があるかもしれないという話は聞きますが、一時的に血行やリンパの流れが良くなったぐらいでAGAが進行するかどうかは分かりませんし、科学的な根拠もありません。

どっちかと言えば、強くマッサージすることで休止期の髪が抜けてしまっている、といつことも可能性も考えられます。

頭皮マッサージに過度な期待は禁物

薄毛の原因はさまざまです。中には複数の原因を持つ場合もあります。

例えば栄養・血行不足なら、髪の栄養不足が原因です。それならば、マッサージといった血流改善で一時的とはいえ効果があるかもしれません。

これがAGAなら、血行が促進することでAGAが進んでしまうという可能性があります。なくてもマッサージによる効果は期待できません。

このように薄毛の原因によっては良くも悪くも働くのではないのでしょうか

しかも効果面で言えば、育毛・薄毛改善の補助的な役割でしかないみたいです。総合的に考えたらマッサージは「効果がない」とは言えないが、過度な期待は難しいと言えます。