髪の悩みは千差万別あれど、ほぼ全ての女性は髪の悩みを持っています。

アーサー&ドゥヴァーチュ株式会社(東京都渋谷区)が2018年9月5日~2019年3月10日の期間に実施した『髪・頭皮の悩み』に関するアンケート調査によりますと、2,070名(女性2,036、男性31、非回答3)の中で2,067名、じつに99.9%の人が髪・頭皮に悩みや気にしていることがあるとのことです。

年代によって悩みもさまざまですが、全ての年齢で共通の悩みが「パサつき」です。

髪の「パサつき」とは、「髪がまとまりにくくなった」や「しなやかさや、潤いがなくなった」といった髪の毛の風合いの悪さだと言えます。

感じ方・捉え方には個人差がありますが、髪のパサつきは全ての年代の女性が持つ悩みです。

パサつきの原因は、大きく分ければ3つあると考えています

体質や髪質が原因のパサつき

まず1つ目が体質や髪質といった、生えてくる髪の毛が、もともとパサついている場合です。

代表的な例が、加齢による髪質の変化です。髪質が違う白髪が増えたり、髪が痩せて潤いがなくなったり、髪の骨粗しょう症と言われる「髪の空洞化」などでもパサつく原因になったりします。

また過剰なダイエットや偏った食事などでおこる「髪の栄養不足」でも髪がパサつくことが考えられます。

これら以外では、髪質の関係でパサついていると感じることがあります。例えば髪がくせ毛や縮毛の場合、パサついた感じを受けることもあります。

これらを解消するためには、その体質や髪質に合わせた対処法が効果的です。

例えば、加齢の場合は生活環境・体内環境の改善でパサつき解消が期待できます。育毛剤やヘッドスパ、マッサージなども効果があるかもしれません。

髪の栄養不足の場合、その栄養を補う食事を心がけると解消される場合があります。

またくせ毛や縮毛の場合は、髪質を変える(縮毛矯正やパーマ)などすることで改善が期待できます。

ヘアダメージが原因のパサつき

2つ目は、ヘアダメージによるパサつきです。

髪にダメージがあるとパサついた感じになります。髪のしなやかさや手触りの悪化や、保水能力などの低下が原因です。ひどいダメージになると、まとまるどころの話じゃありません。

この場合は、ヘアトリートメントなとを付けることでパサつきをごまかすことができますが、それはあくまで「ごまかし」です。

現在のヘアケア技術でダメージの修復はできませんし、できても少しずつしかできませんので、ひどいダメージの場合は現実的な解決法ではありません。

ヘアダメージの場合、一番効果的な解決法は、まだ今のところ「ダメージ部分をカットする」です。ヘアダメージの場合は、髪のプロである理美容師さんと相談しながら、改善していったほうがいいかもしれません。

被膜が原因のパサつき

そして最後の3つ目が、被膜によるパサつきです。

ヘアケア商品、特にコンディショナー(リンス)には、髪の指通りを良くし、サラサラ・つややかにする成分が入っています。

その成分の中には、髪によく吸着し、なかなか落ちにくいものもあります。

また美容室で行うサロントリートメントなどでは、髪の表面に強固な膜を作り、水分や補修成分を閉じ込めたりして効果を長持ちさせるような作りのものが大半です。

このようになさまざまな成分が髪の表面を、膜のようにコーティングしてしまうと、この膜によって髪の感触が悪くなることがあるのです。

また、厚すぎる被膜は、髪の毛がもともと持っている水分保持能力になんらかの影響を与え、パサつきの原因である髪の水分量の低下に関係していると言われています。

参考リンク:
ヘアトリートメントは髪を傷めます!

ただし、これはサロントリートメントがダメという分けではありません。ダメージ毛を一時的にサラサラに戻したりするのに使えます。要は使い方です。

ですが、髪の表面をおおう余分な被膜は、パサつきの原因になりかねないのも事実です。これらも要は使いようということですね。