毎日のように行うものは何でしょう?そうです、シャンプーです。

このシャンプーは「ヘアケアの基本」などと言われています。

髪の毛のダメージは引き算。ダメージを受けると回復しないと言ってもいい。

シャンプーから受けるヘアダメージは、理美容室のパーマやカラーなどから比べても、かなり弱いものですが、なにせ毎日のように行います。

弱いダメージだとしても、それが蓄積されると大きくなります。毎日のように行うシャンプーには、その可能性があるのです。毎日ですから、一週間でも7回、一カ月なら30回ほどです。この回数はけっこうバカにはできません。

逆に考えれば、このシャンプーを正しく行えば、ヘアダメージの軽減が期待でき、キレイな髪でいられたりするのです。

その「正しいシャンプー法」ですが、実に多くのものがご紹介されています。

その記事やサイトによって細かい違いはありますが、だいたいは次のような工程やポイントになっているはずです。

  1. シャンプー前に、ブラッシング
  2. お湯の温度は、ぬるめで
  3. シャンプー液塗布前に、水洗い
  4. シャンプー液を、適量塗布
  5. 指の腹で、優しく洗う
  6. しっかり、すすぐ

これについて、今さら解説するようなことはないのですが、もっと洗いやすくてキレイになるポイントというか、コツというようなものを、各項目に合わせて話していきたいと思います。

シャンプー前に、ブラッシング

これは要は、髪のからみや、もつれを、前もって取っておくということです。

髪というのは、意外とひっぱたりする力に弱いものです。もし髪に絡みやもつれがあったりすると、そこで髪が引っかかり、ヘアダメージといったトラブルに繋がりかねません。

ですにで、基本的には絡みやもつれが、取れればいいです。情報によってはブラシを指定しているところがありますが、目が粗いコームやブラシなら、何でもいいと思います。何だったら手ぐしでもいいと思います。まあ、手ぐしの場合は念入りにやらないと、絡みやもつれが残ってしまう可能性がありますが…。

また、「頭皮の皮脂や汚れを浮かす」とか「毛穴付近の皮脂を毛先まで行き渡らせる」といった内容も聞いていますが、それらの効果の是非は分かりかねすが、オマケ程度だと考えています。この後、しっかり洗いますからね。

お湯の温度は、ぬるめで

シャワーの水温はぬるめがいいと言われています。具体的には、38度から39度ぐらいの、40度以下程度だと言われています。

とはいえ、その日の体調などによっては、若干変えても(つまり少し高くしても)かまいません。

この「ぬるめの温度」とは、基本的に頭皮に対しての配慮です。髪はその構造上、ちょっと高い温度でも大丈夫なようにできています。そりゃ50度から60度ぐらいになると、何らかの影響が出てくるかもしれませんが、そのような温度で頭を洗うとヤケドします。

ただ、「この日は、ぬるめの温度が無難」という日もあります。絶対そうしろとは言いませんが。

その日とは「パーマやカラーを行った日」です。念の為も考慮すると 2、3日から一週間程度は、ぬるめの温度にしたほうがいいかも。

どうしてかと言えば、これらを行ったときに使った薬剤が、毛髪内に残っている場合があるのです。これらは熱が加わると化学反応を起こしやすく、42度前後であったとしても、何らかの影響が出かねない場合も考えられるのです。

実際は理美容店でちゃんと処理していれば、それほど気にする必要はないのですが、念の為、ぬるめのほうが良いかと思います。

シャンプー液塗布前に、水洗い

髪の汚れはシャワーのお湯でも70〜80%程度落とすと言われています。ですので、しっかり水で洗うよう言われています。この工程を予洗いとも言います。

ここでのポイントは「しっかり洗う」ということです。ぬらす程度じゃありません。しっかり水で洗います

しっかり洗うとなれば、ヘアダメージのことが気になるかもしれませんが、この状態は、シャンプー剤が付いているときよりは髪が丈夫な状態。この「どちらかといえば、こちらのほうが髪が強い状態」のときに、しっかり汚れを落としてしまいます。

ちなみに、1分など時間のことを書いている所もありますが、これは髪の汚れの状態や長さによって全然変わってきます。「それぐらい洗えば、どれぐらい汚れが落ちるか」というのは個人差が非常にありますので、各々で日々洗いながら、コツを掴んでいったほうが結局は良いか思います。

シャンプー液を、適量塗布

シャンプー液の量は、適量が望ましいと言われています。

適量とは「適度な量」、つまりは「ちょうどいい量」です。髪を洗うのにちょうどいい量とは、理想を言えば「汚れがキレイに落ちるギリギリ量」です。これなら、この後のすすぎも最小限の労力ですみます。

とはいえ、この適量はがすごく差があります。髪というのは長さや量、その人の体質(皮脂の分泌量など)や、仕事や環境、その日に整髪料を付けた有無などなど、個人差だけでなく、その日によって、まったく変わってきます。

また使っているシャンプーの洗浄力などでも左右しますので、何とも言いにくいのが現状。実際は個人で1つのシャンプーを使っていくうちに把握していくという方法しかありません。

たまにプッシュの回数や量といったことを書いている所もありますが、それらはあくまで参考程度と捉えたほうがいいでしょう。ちなみに、これらを参考にしたい場合は、それに関したはお話もあります。

ちょっとしたコツとしては、少し足らないぐらいの量を塗布し、それで量が足らないと感じたらさっさと流し、その後、足らなかった分を塗布し、まだ足らなかったら再びさっと流して塗布する…。という風に繰り返すと、適切な量程度に調整しやすと思います。

とはいえ、それほど厳密に適切にこだわらなくても、ちょっとぐらい多くても大した影響はでないと思います。なので、めんどくさかったり、ゆっくり洗えないときは、少し多めに付けても大丈夫です。

忘れがちな「軽く泡立てる」

この工程で、意外と忘れがちなコトに「液を軽く泡立てる」というのがあります。

次に付け方ですが、軽く泡立ててから付けます。

だいたいは両手を使って付けると思いますが、その時、両手を使ってこすり合わせるようし、軽く泡立つぐい、しっかりなじませてから付けます。液が固くてのばしにくかったら、水を少し混ぜてもかまいません。

そしてそれを、髪全体にまんべんなく塗布します。

この工程は案外、忘れてしまいがちです。ですが、この「軽く泡立つまでなじます」ことの利点はいろいろあり、特に大きいのは「髪にシャンプー液を直接付けて髪の毛をつかってなじますより、髪全体になじませやすい」ことです。髪をゴシゴシしながらなじます工程を減らせられます。

また、泡立ちネットなどを使い、泡立ててから付けるという方法もあります。このような方法でもぜんぜん構いません。

ちなみに製品によっては頭皮に直接付けるよう指示しているシャンプーもあります。こちらは頭皮の洗浄や薬効に重点を置いているためで、その目的なら製品の指示通りに塗布してください。

髪が先か、頭皮が先か

そのような話から、液を付けるのに「髪が先か、頭皮が先か」という問題を聞くことがあります。

ですがこれは、先ほどのようにどちらかに重点を置かないかぎり、ちゃんと軽く泡立ててなじましていたら、どちらでも構いません。

どちらかと言えば、1部分に大量に付くなどの偏りをなくすように付けたい所です。ですが1カ所にいっぱい付いたとしても大丈夫。シャンプー液は伸びますので、なじましている内に全体に行き渡ります。

もしそれでも髪か頭皮か迷う場合、「状況による」と言わせていただきます。頭皮の汚れが気になるならその部分に、髪の汚れが気になるならその部分に重点的に付けても構わないと考えています。

指の腹など使って、やさしく丁寧にしっかり洗う

そして髪を洗うのですが、洗い方にもポイントがあります。

まず「指の腹を使う」です。指の腹とは爪の反対側の部分、指紋がある側で、指先でも柔らかい部分です。

このやわらかい場所を使って髪や頭皮を傷つけないように洗います。

次に力加減ですが、適度な力加減でやさしく洗います。力いっぱいゴシゴシ洗ってはいけません。

そして髪の毛一本一本と、全ての頭皮や毛穴を洗うように、細かく丁寧に洗います。

髪は「髪の毛」という繊維の束。重なっている部分が多くあり、そこに汚れが隠れている場合があります。

また毛穴の数も体の部位としては最も多く、それは同時に、毛穴から分泌される皮脂も多いということです。

それらにあると思われる汚れを浮かすように丁寧に洗います。

とは言っても、シャンプー剤を使っていると、液が全体に行き渡りやすくなり、泡などで洗いやすくもなります。これらはシャンプー剤の効果で、この効果があるので、ものすごく気にしなくても髪や頭皮が、簡単にキレイに洗えると思います。

髪は先発時、通常(乾燥)時よりダメージを受けやすい状態になっています。シャンプー剤を使うメリットはこういった「ダメージを最小限に押さえながら、効率よく汚れを落とす」といつ事につきます。

ちなみに洗う際、シャンプーブラシといって道具を使うという方法もありますが、それでも構いません。

その場合も結局は一緒で、髪や頭皮にキズがつかないよう気をつけてください。例えばブラシの毛先の形状や、使うときの力加減などです。

泡立ちについて

シャンプーには泡立ちをよくするために起泡剤が配合されているものもありますが、洗髪中の泡立ちが悪い場合の多くは、髪の汚れが多い可能性があります。

また、シャンプー前の水洗い(予洗い)の具合でも変わってきます。前もってしっかり汚れを流しておかないと、泡立ちが悪くなることがあります。

逆に言えば、シャンプーが十分泡立つ状態というのは、シャンプーの洗浄力が最も高まっている状態でもあります。これは、これ以上のシャンプー剤は必要ない、つまり汚れが落ちたという目印にもなります。

ただ先程も話しましたが、シャンプーによっては泡立ちを手助けする成分が入っていることもあり、この判断に頼りすぎるのは禁物です。

ちなみに泡立ちのよさは水温によっても変わりますが、極端に低い温度でないと違いが分かるほど変わることはありません。

また、テレビのCMなどでよく見るモコモコの泡の状態まで泡立てる必要は、まったくありません。

そして、しっかりシャンプー前に水洗いなどしてて、いくら洗ってもいつものように泡立たない場合、シャンプー剤のほうに原因があるかもしれません。

雑菌などの原因で、シャンプー剤が変質してしまうこともあります。それらの点もご注意ください。

十分すぎるほど、しっかりよくすすぐ

洗い終われば、すすぎに入ります。

すすぎは十分すぎるほどしっかり念入りにすすいでください。このすすぎが、シャンプー(洗髪)にとって、もっとも重要な工程です。

というのも、髪や頭皮に洗髪時の液が残ることに、良いことなど何一つありません。

その理由として、まずシャンプー(洗剤)を使った洗髪では、その泡や液の中に、洗い落とした汚れを溶かしているためです。

簡単に言えばシャンプー液は髪や頭皮の汚れを浮かしているだけで、その泡や液の中に汚れがある状態です。

それらが「すすぎ不十分」で残ると、そこにある汚れが髪や頭皮に再び戻ります。これでは意味がありません。

それと、シャンプーの成分が頭皮に残ったりすると、かゆみといった何らかのトラブルが生じることもあります。

頭皮だけでなく髪に残るのも問題です。多くのシャンプーには洗髪やすすぎ時に髪を洗いやすくするため、髪の毛を保護するコンディショニング成分が配合されています。その成分は性質上、髪に残りやすいのです。

すすぎ時に髪がきしまず、なんとなくぬめりがあるかと思います。それは、これら成分が髪を保護しているからです。

これらが残ると、トリートメントなどの成分の浸透を邪魔したりします。さらにこれらが日々のシャンプーで徐々に蓄積されていくと、厚い皮膜のようなものになり、髪の感触が悪くなったりと、さまざまな悪影響がでてきたりします。

ですので、そうならないためにも、しっかり念入りに、すみずみまですすぐことが大切なのです。

一説では、洗髪時の倍以上の時間をかけてすすぐと良いとされています。それぐらい念入りにすすいでください。

正しいシャンプー法のコツとポイント

以上が「正しいシャンプーの仕方」です。この後、必要ならリンスやコンディショナー、トリートメントに移ります。

けっこう話が長くなりました。ここまで聞いていただき、ありがとうございます。

ですが、これだけいろいろやることがあると、たいへんです。いきなり全部おこなうのは難しいかもしれません。なにより毎日のようにおこなうことです。することが複雑だと、わずらわしく感じます。

ですが、大丈夫です。要旨となるポイント、つまりコツを押さえておくだけでも、シャンプーで受けるダメージを減らしつつ、キレイに洗えます。

それが、次の点です。

  • お湯の温度は、ぬるめで
  • シャンプー前に、しっかり水洗い
  • 十分すぎるほど、よくすすぐ

そして、これらを短くまとめると『できるだけ刺激をおさえ、できるだけ何も残さない』と言わせていただきます。

シャンプーでもっともダメージを与える「ゴシゴシ強くこする」といった機械的な力から、熱やシャンプー剤などといった刺激を、髪と頭皮の汚れを落とすのに必要な程度の刺激におさえ、そして、汚れやシャンプー剤をできるだけ残さないように、よくすすぐ。

これがシャンプーで洗う際の要点(ポイント)です。

ということは、この毎日のようにおこなうシャンプーを少し気を付けるだけでも、長い目で見たら髪のダメージ具合が変わってくるのです。

つまりシャンプーは、ヘアケアにとって、とっても大事で大切!これがシャンプーはヘアケアの基本と言われる理由です。

今回は当サイトがご紹介する「正しいシャンプーの仕方」のお話です。

正しいシャンプーの仕方

まず、正しいシャンプーの仕方の作業工程を細かく話していきます。そして最後に簡素化してまとめたコツやポイントを挙げています。

そのシャンプーの工程はこちら。

  1. ぬらす前に、髪のからみやもつれをとる
  2. シャワーの温度は、38度ぐらいのぬるめで
  3. シャンプー液塗布前に、しっかり水洗い
  4. 適量を軽く泡立ててから、塗布
  5. 指の腹など使って、やさしく丁寧に洗う
  6. しっかり、よくすすぐ

実際はその人や状況によって、細かい所がちょっとずつ変わると思います。例えばセットでガチガチに固めていたり、ホコリや汗など汚れが多い場合などは、シャンプー液の量も変わります。

ですが、全体の流れとしては、このような感じです。

次からは「なぜ、そうするのか」ということを、詳しく話していきます。

ぬらす前に、髪のからみやもつれをとる

髪を洗う前にブラッシングなどで、髪のシャンプー前にからみや、もつれを取っておきます。

こうすることで、シャンプーをしている時に、髪の毛に引っかかっとり、からまったりするといったトラブルを減らせます。

このシャンプー前のブラッシングなどは「100回おこなう」などいろいろな話がありますが、からみやもつれが解ける程度で大丈夫です。回数などは気にしなくてかまいません。それより、ブラッシングによるダメージが生じないように、やさしくとかしてください。

ブラッシングのブラシやクシだって、なんだっていいのです。なんなら手ぐしでもいい。

ですが、ポイントとして、髪の毛に負荷が強そうな、密度が高いブラシは避けたほうが無難です。

とにかく、ブラッシングで余計なダメージを与えないように、やさしくとかしてください。

ちなみに、男性の短髪や女性のベリーショートのように髪が長くなければ、髪の毛がからまることがほぼないので、この工程をしなくてもかまいません。

この「する・しない」の線引きは、髪の量や質、ダメージ具合で変わるので何とも言いにくいのですが、だいたいはボブ(男性ならロング)から長い髪には、おこなってほしいところです。

シャワーの温度は、38度ぐらいのぬるめで

次に髪の毛をぬらすのですが、この時シャワーの水温はぬるめの温度にしておいたほうが無難です。

「38度ぐらい」とあやふやななのは、髪の毛の状態や、体質、その日の体調や、時季によっても違いがあるからです。

ですが、あらゆる面から考えると、38度ぐらいが髪の毛、そして特に頭皮へのダメージが生じにくく、それでいて髪の毛や頭皮の汚れを落としやすい温度になります。

ただし、先ほど書いたように、体質や体調によって38度が最適ではない場合もあります。その場合は少し温度を上げる(39度や40度)なり、または下げるなどして調整してください。

気をつけるポイントは、高いの温度にならないよう気をつけることです。

高くなりすぎると、頭皮や髪の毛にダメージを蓄積させることになりかねません。熱いシャワーは気持ちがいいですが、髪や頭皮から言えば、適切な温度が望ましいのです。

シャンプー液塗布前に、しっかり水洗い

次にシャワーの水でしっかりすすぎ、水で落とせる汚れは落としておきます

これによりシャンプーの使用量を減らせられます。

一説によれば、シャワーの水だけでも頭髪の汚れを約70〜80%程度は落とせるそうです。

また、温水でしっかり洗うことで、油性の汚れを柔らかくし、落としやすくする効果もあります。

この「効率よく汚れを落とすために、前もって汚れをざっと落としておく」という工程を、専門的には「予洗い」や「下洗い」、または「予洗」などといいます。

この時、水洗いと言っているように、シャンプーで洗う時のように本気で洗うのがポイントです。

とは言っても、とても力強くゴシゴシ洗うのは、よくありません。ぬれている髪の毛は、摩擦や引っ張りなどの物理的なダメージを受けやすい状態になっているからです。

それでも、シャンプー液を付けたときよりは、髪は若干ダメージを受けにくい状態ではあります。この状態のときに、落とせる汚れはしっかり落としていく、というのが水洗いをする意味です。

ちなみにこの水洗いの時間は30秒から1分以上かけると良いと言われています。もちろんこれは髪の長さや量によって変わりますのでアテにはならない目安ですが、30秒から1分以上というのはけっこう長いです。それぐらい時間をかけて、しっかり水洗いを行うのいいということです。

適量を軽く泡立ててから、塗布

次にいよいよ、シャンプー液を塗布します。

まず付ける量ですが、適量、つまり適度な分量が望ましいです。

「適度な分量」とは「ちょうどよい量」です。髪を洗うのに「ちょうどよいシャンプー液の量」とは、理想を言えば汚れが落ちる最低限の量です。

この量がどうして理想的かと言えば、後のすすぎの際に最小限の労力で流せるためです。また、髪はぬれているとダメージを受けやすいので、適度な量ですと洗ったりすすいだりすることで受けるであろうダメージを、おさえられます。

ところが、この適量がどれぐらいか把握するのは困難です。というのも、次の点でシャンプー剤の適量が変わるからです。

  • 髪の長さや量、状態
  • その日の汚れ具合
  • シャンプー剤の洗浄力

ですので、こればかりは、お使いのシャンプーを実際に使い、どのようなものか体感してみないと分かりません。

ちやみに、この適度な量のおおまかな目安としては、髪の長さに対して次ぐらいの量だと言われています。

  • ショートは1プッシュ(約3ml)
  • ミディアムは2プッシュ(約6ml)
  • ロングは3プッシュ(約9ml)

これはあくまで目安ですし、非常に簡素に説明しています。詳しく参考にしたい場合は、こちらの話をご参照ください。

また、ちょっとしたコツとして、少し足らないぐらいの量を塗布し、それで量が足らないと感じたらさっさと流し、その後、足らなかった分を塗布し、まだ足らなかったら再びさっと流して塗布する…。という風に繰り返すと、量を調整しやすいし、感覚的に塗布量もつかみやすくなってくるかと思います。

忘れがちな「軽く泡立てる」

次に付け方ですが、軽く泡立ててから付けます。

だいたいは両手を使って付けると思いますが、その時、両手を使ってこすり合わせるようし、軽く泡立つぐい、しっかりなじませてから付けます。液が固くてのばしにくかったら、水を少し混ぜてもかまいません。

そしてそれを、髪全体にまんべんなく塗布します。

この工程は案外、忘れてしまいがちです。ですが、この「軽く泡立つまでなじます」ことの利点はいろいろあり、特に大きいのは「髪にシャンプー液を直接付けて髪の毛をつかってなじますより、髪全体になじませやすい」ことです。髪をゴシゴシしながらなじます工程を減らせられます。

また、泡立ちネットなどを使い、泡立ててから付けるという方法もあります。このような方法でもぜんぜん構いません。

ちなみに製品によっては頭皮に直接付けるよう指示しているシャンプーもあります。こちらは頭皮の洗浄や薬効に重点を置いているためで、その目的なら製品の指示通りに塗布してください。

髪が先か、頭皮が先か

そのような話から、液を付けるのに「髪が先か、頭皮が先か」という問題を聞くことがあります。

ですがこれは、先ほどのようにどちらかに重点を置かないかぎり、ちゃんと軽く泡立ててなじましていたら、どちらでも構いません。

どちらかと言えば、1部分に大量に付くなどの偏りをなくすように付けたい所です。ですが1カ所にいっぱい付いたとしても大丈夫。シャンプー液は伸びますので、なじましている内に全体に行き渡ります。

もしそれでも髪か頭皮か迷う場合、「状況による」と言わせていただきます。頭皮の汚れが気になるならその部分に、髪の汚れが気になるならその部分に重点的に付けても構わないと考えています。

指の腹など使って、やさしく丁寧に洗う

そして髪を洗うのですが、洗い方にもポイントがあります。

まず「指の腹を使う」です。指の腹とは爪の反対側の部分、指紋がある側で、指先でも柔らかい部分です。

このやわらかい場所を使って髪や頭皮を傷つけないように洗います。

次に力加減ですが、適度な力加減でやさしく洗います。力いっぱいゴシゴシ洗ってはいけません。

そして髪の毛一本一本と、全ての頭皮や毛穴を洗うように、細かく丁寧に洗います。

髪は「髪の毛」という繊維の束。重なっている部分が多くあり、そこに汚れが隠れている場合があります。

また毛穴の数も体の部位としては最も多く、それは同時に、毛穴から分泌される皮脂も多いということです。

それらにあると思われる汚れを浮かすように丁寧に洗います。

とは言っても、シャンプー剤を使っていると、液が全体に行き渡りやすくなり、泡などで洗いやすくもなります。これらはシャンプー剤の効果で、この効果があるので、ものすごく気にしなくても髪や頭皮が、簡単にキレイに洗えると思います。

髪は先発時、通常(乾燥)時よりダメージを受けやすい状態になっています。シャンプー剤を使うメリットはこういった「ダメージを最小限に押さえながら、効率よく汚れを落とす」といつ事につきます。

ちなみに洗う際、シャンプーブラシといって道具を使うという方法もありますが、それでも構いません。

その場合も結局は一緒で、髪や頭皮にキズがつかないよう気をつけてください。例えばブラシの毛先の形状や、使うときの力加減などです。

泡立ちについて

シャンプーには泡立ちをよくするために起泡剤が配合されているものもありますが、洗髪中の泡立ちが悪い場合の多くは、髪の汚れが多い可能性があります。

また、シャンプー前の水洗い(予洗い)の具合でも変わってきます。前もってしっかり汚れを流しておかないと、泡立ちが悪くなることがあります。

逆に言えば、シャンプーが十分泡立つ状態というのは、シャンプーの洗浄力が最も高まっている状態でもあります。これは、これ以上のシャンプー剤は必要ない、つまり汚れが落ちたという目印にもなります。

ただ先程も話しましたが、シャンプーによっては泡立ちを手助けする成分が入っていることもあり、この判断に頼りすぎるのは禁物です。

ちなみに泡立ちのよさは水温によっても変わりますが、極端に低い温度でないと違いが分かるほど変わることはありません。

また、テレビのCMなどでよく見るモコモコの泡の状態まで泡立てる必要は、まったくありません。

そして、しっかりシャンプー前に水洗いなどしてて、いくら洗ってもいつものように泡立たない場合、シャンプー剤のほうに原因があるかもしれません。

雑菌などの原因で、シャンプー剤が変質してしまうこともあります。それらの点もご注意ください。

しっかり、よくすすぐ

洗い終われば、すすぎに入ります。

すすぎは十分すぎるほどしっかり念入りにすすいでください。このすすぎが、シャンプー(洗髪)にとって、もっとも重要な工程です。

というのも、髪や頭皮に洗髪時の液が残ることに、良いことなど何一つありません。

その理由として、まずシャンプー(洗剤)を使った洗髪では、その泡や液の中に、洗い落とした汚れを溶かしているためです。

簡単に言えばシャンプー液は髪や頭皮の汚れを浮かしているだけで、その泡や液の中に汚れがある状態です。

それらが「すすぎ不十分」で残ると、そこにある汚れが髪や頭皮に再び戻ります。これでは意味がありません。

それと、シャンプーの成分が頭皮に残ったりすると、かゆみといった何らかのトラブルが生じることもあります。

頭皮だけでなく髪に残るのも問題です。多くのシャンプーには洗髪やすすぎ時に髪を洗いやすくするため、髪の毛を保護するコンディショニング成分が配合されています。その成分は性質上、髪に残りやすいのです。

すすぎ時に髪がきしまず、なんとなくぬめりがあるかと思います。それは、これら成分が髪を保護しているからです。

これらが残ると、トリートメントなどの成分の浸透を邪魔したりします。さらにこれらが日々のシャンプーで徐々に蓄積されていくと、厚い皮膜のようなものになり、髪の感触が悪くなったりと、さまざまな悪影響がでてきたりします。

ですので、そうならないためにも、しっかり念入りに、すみずみまですすぐことが大切なのです。

一説では、洗髪時の倍以上の時間をかけてすすぐと良いとされています。それぐらい念入りにすすいでください。

正しいシャンプー法のコツとポイント

以上が「正しいシャンプーの仕方」です。この後、必要ならリンスやコンディショナー、トリートメントに移ります。

けっこう話が長くなりました。ここまで聞いていただき、ありがとうございます。

ですが、これだけいろいろやることがあると、たいへんです。いきなり全部おこなうのは難しいかもしれません。なにより毎日のようにおこなうことです。することが複雑だと、わずらわしく感じます。

ですが、大丈夫です。要旨となるポイント、つまりコツを押さえておくだけでも、シャンプーで受けるダメージを減らしつつ、キレイに洗えます。

それが、次の点です。

  • お湯の温度は、ぬるめで
  • シャンプー前に、しっかり水洗い
  • 十分すぎるほど、よくすすぐ

そして、これらを短くまとめると『できるだけ刺激をおさえ、できるだけ何も残さない』と言わせていただきます。

シャンプーでもっともダメージを与える「ゴシゴシ強くこする」といった機械的な力から、熱やシャンプー剤などといった刺激を、髪と頭皮の汚れを落とすのに必要な程度の刺激におさえ、そして、汚れやシャンプー剤をできるだけ残さないように、よくすすぐ。

これがシャンプーで洗う際の要点(ポイント)です。